紅茶の飲み方・道具の使い方や紅茶を使ったレシピが様々な場所で紹介されることが増えてきました。シンプルにシングルエステートで飲むのも良いし、フルーツを入れて楽しんだり、味や香りなど自分の好みを知ればおいしい掛け合わせをすることもできます。紅茶をおいしく飲んでもらいたいので茶葉を好みで合わせて自分で作るブレンドをMAISON BLANCHEではオススメしています。世界三大銘茶に代表するダージリン・ウバ・キームンなどスタンダードな茶葉からフランスや日本のフラワリーな茶葉まで自分なりのアクセントをつけた飲み方もプレゼントとしても最適です。
毎日の紅茶をおいしく楽しむためのポイントを知って茶葉をブレンドして自分好みの紅茶を探しましょう。ベース茶葉に2〜3種類の風味を加えてあなた好みにブレンド。好みの味に何を加えたらおいしくなるか、イメージをふくまらせることから始めてみましょう。茶葉の個性を知ることで自由自在なアレンジができ、ギフトにもピッタリです。
● ブレンドのススメ ポイント ●
1. 茶葉の味をたしかめる
まずは茶葉1gで紅茶の味を感じてみましょう。
2. 好みの濃さをたしかめる
CUP1杯(180~200cc)に対して茶葉2~3gが
目安ですが、好みによって茶葉の分量を変えて濃さを
感じてみましょう。
3. 好みの香りをたしかめる
香りだけで好みの茶葉を選びましょう。
4. ブレンドする
2.3で選んだ茶葉を缶の中に入れてシャッフル、
まずは1:1で合わせてみましょう。
5. テイスティングして調整する
テイスティング(試飲)して好みの茶葉の分量を調整します。
缶でシャッフル オリジナルブレンドの始まりです。
● オススメブレンド ●
※ 数字は茶葉を100とした時の割合です。
〜スイーツブレンド〜
午後の紅茶・スイーツティータイムに
ストレート&ミルクティー向き
ニルギリ 50 : ダージリン 30 : ウバ 20
〜爽やかミルクティー〜
爽やかなモーニングに ミ
ルクティー向き
アッサム 50 : アールグレイ 30 : ニルギリ 20
〜穏やかな特別な日に ストレートティー向き〜
ニルギリ 50 : ダージリン 30 : キーマン 20(フレーバー)
〜ゆったりとしたティータイム〜
読書しながらの休日に
ストレート&ミルクティー向き
白川和紅茶(フレーバー) 50 : グリーンルイボス 50
〜ミルク香ばしさブレンド〜
ほっと一息の休憩時間に
アッサム 50 : ダージリンスモーキー 50
● ブレンドティーを楽しむ為の豆知識 ●
水色(紅茶のカラー)
光度が高い水は、ミネラルの成分のマグネシウムやカリウムが多く含まれるので紅茶のタンニンが出て、色が濃くなります。日本の水は飲む場所によって差があります。軟水がベースですが晴れた日に飲む紅茶と雨の日に飲む紅茶とでは同じ水道水でも若干成分が違うことで味覚に差が出ることでも知られています。
スプーン1杯の重さを知る
自分が毎日使うスプーンは茶葉をどれくらいすくうのでしょうか。あらかじめすくう茶葉の量を計っておきましょう。茶葉の大きさでも変わるのでよく使う茶葉それぞれを知っておくと、より自分好みの味に合わせられるようになります。マイスプーン1杯に対してマイカップにどれだけのお湯を注ぐのかを知ることで、味が変わります。
新鮮な水道水で沸かす
ブレンドティーは風味の違う茶葉を組み合わせます。沸騰した95度以上の熱湯を一気に注ぐことで、茶葉の上下運動(ジャンピング※)が始まります。新鮮な水は空気をたくさん含んでいるのでより茶葉の風味をよく感じられます。ペットボトルの水は水中のさんぞが少なくジャンピングが起こりにくいので、使う前によく振って、酸素を混入させてください。
※茶葉の上下運動によって、小さな茶葉がまんべんなくお湯に混ざり、味、水色、香りの良い紅茶が抽出されます。
おいしく飲むためのお湯の温度
お湯の温度の違いで味が変わります。茶葉によって95度以上または85度が適温です。やかん等で沸かすのが良いでしょう。鉄瓶は鉄分が多く出るので避けましょう。キームンは少し低い85度がおいしく感じられます。日本の水は軟水ですが、軟水は放っておくと抽出成分が出過ぎてしまうために、蒸らし時間は短めにしましょう。
温度をキープ
ポットの下にタオルなどマットになるようなものを敷き、ポットにウォーマーかタオルを巻いて温度が下がらないように気をつけると、本来のおいしさを楽しめます。紅茶は濃く入れて薄めることができます。濃く出過ぎたと思ったらお湯を足してください。
蜂蜜や砂糖の甘さを紅茶に
紅茶に蜂蜜や砂糖を入れることで、穏やかに糖質をとることができて記憶力や集中力が高まります。砂糖はグラニュー糖がおすすめです。